何となく手に取りやすい、加藤と松田の俺好きシリーズ
私が2人のことが好きだからなんだと思うんだけど
松田が川原に説く「基準」の話
加藤はこの話が分からなかったと言っている
そして、基準は松田だけ、とも
そもそも松田と加藤では生まれ持ったものが違いすぎる
加藤はまず、親の会社を継ぐこと、そして維持していくことが大前提の人生
好きなこと嫌いなこと、誰、どこ、何、なんて考えたところであまり意味が無いように思える
本当はもっと楽な仕事でいいのに、それは許されない
いつ死んでも後悔しない自分勝手な人生は許されないんじゃないかな
だから、松田だけは欲しい
何も許されないから、それだけは自分勝手に生きたい、というのが加藤なのではないか
(跡継ぎとか今後考えていかなきゃになっちゃうけど)
(それにしても加藤を御しきれない宮川次長本当に最高)
重そうな荷物を持つ松田とチエちゃんが同時に現れた時に、チエちゃんの方に迷わず向かう加藤は本当に良く躾られていると思う
無意識にそうなるようになっているならば、人生を考えた時にも親の会社を立派に守るという理念は揺るがないものである気がする
その根底があって、松田を好きでいたいという気持ちを持っているならあの言葉少ないアプローチは妥当なのかもと納得してしまう
斉藤さんや片桐と比べると独占欲は弱め(多分)
いつでもどこでも自分のことを考えてて欲しい、みたいなものはあまり感じられない
冒頭、付き合ってるのに相手は飲み会、自分は自室でゲーム、みたいなは描写にそれを感じる
選べるものが少ない道の中で、松田とゲームとジャンクフード
それだけが加藤の癒しになるのかと
細かいプロセスとかどうでも良くて、ただそばにいて欲しい、自分に楽しみを与えて欲しい、ということなんだろうか
斉藤さんも加藤も何考えてんだろうなー!?笑
うちら(矢島さんと松田と私)、ずっと振り回されてるくない??
もっとちゃんと話して欲しいよなー!
でも松田と加藤は本当に始まったばかりで
好きでいたい、という加藤の願いを継続していくためにはちゃんと話し合わなきゃいけないと思うのでそれは次回に期待です
こういう時に嗤わせるを読めばいいんだな!あの二人は大人だからその辺ちゃんと出来てそう!
松田は本当に普通の人なので、最初のうちはチエちゃん加藤に厳しく当たっててナイスー!とか思ってたくせにそれがだんだん面白くなくなって不安になっていくのわかり易すぎたしそこが可愛くて好き
自分は広く浅く飄々と楽しく生きてきたから、加藤の重たい人生にまだ思いを馳せられないところに若さを感じる
二人ですり合わせていけたらいいよね
描き下ろしのリスタートまで読むと、これはもう松田がいくら付き合ってないとか加藤のことは好きじゃないと言ったところで、好き寄りの嫌いに分類しちゃうけど大丈夫?完全に今までの酔った勢いでやっちゃいましたから一歩前進しとるぞ
この二人には普通に結婚編もやってもらいたいです