王さまの耳はロバの耳

里さんとアイドル。ネタバレを厭わないスタイルです。

じわじわ

GAPS読んでるんですけど

一番最初に片桐の本性を見て家に連れていったとき、片桐はまだ表の顔が多めで面白い

裏の顔が少し見える度に長谷川さんがうひゃー!とかどひゃー!とかリアクションしてくれてその上見放せずに(ていうか気がかり?)面倒見てくれるもんだからどんどん本来の姿さらけ出していってて凄い

これは好きになっちゃうというか…

ここまで見せたらどういう顔してくれるかとか、どこまでついてきてくれるかとか試したくなってしまうのがわかる…

 

片桐は絶対最初はそこまで長谷川さんを恋愛対象として好きじゃなかったと思うし、尊敬していたのは本当だと思うけど、長谷川さんがじわじわ攻略されていってる裏側で片桐も長谷川さんにはまっていってるの凄く良いですね… 

 

どこで好きになったのかきっかけがわからない

それは長谷川さんが常に片桐に感じていることで、読者は長谷川さんの視点で常に読まされているわけですけれども

片桐自身も、気づけば本気で夢中になってたって思うと凄くいい

きっかけはこれ!って感じじゃなくて、これは?次は?ってしているうちに…っていう

そしてそうすると、レオの存在って凄く面白くない!

言い方ひどいけど、俺が楽しみたいんだから入ってくんなって感じ

レオも、長谷川さんの可愛らしさとか無防備さに色気を感じ取ってるようだから好みが似てるんでしょうね…

 

 

DOGSは、好みだなぁとは思いつつ最初はそばに置いて玩ぶことで欲求を我慢しようとしてた斉藤さん健気(…:?)

でも矢島さん可愛すぎたんだよね

いじめてもいじめても歯向かってくるような態度が本当に愛しいんだな

だからたまらずチューしちゃうし、お兄さんから牽制という名の暴露されちゃうし(伝わってなかったけど)、もうどうにでもなれ!ってなったけどやっぱ矢島さんはお人好しで…本当にかわいい人だな

 

今日はintervalを久々に読んだんですが、斉藤さんが連絡くれないとか、好きかどうか考えたことなかったとか、里さんの作品には珍しく矢島さんの心情が凄くたくさん出てくるんですけど、斉藤さんの部屋についてから一切無くなるのほんとずるいですよねー!

口付けられて、見つめあって、その表情は何を思うのですか!?

物がないのは何かあったときに厄介だから…という台詞と、矢島さんの何かを思うような目線だけ

その後に前向きな二人の約束を矢島さんから提案してるから、斉藤さんへの気持ちが良いものであることはわかりましたけどね

凄く、そこが知りたいの~!ってなります

でもそこが何度も読み返せる作品になる所以だと思う

 

今日も面白かったです!