里さんの漫画は毎回このシーンが大好き!!!!っていう演出があるんですが
松田がうっかり体勢ひっくり返されて加藤にのし掛かられながらの「何考えてたか教えろよ」って加藤の台詞からの流れが本当に大好き
いやその前の、あのまま部屋まで行けばよかったって台詞も改めてみると超セクシーじゃない??
今の状況に我慢ならんという心情を含ませてほしい
とても良い
誰が入れるかとか言ってるけどどんな顔してんの松田…想像が膨らむじゃん…
どけよ重てぇなって言ってる顔、加藤の目を見て言えてなくてめちゃくちゃかわいいですよね
加藤は多分松田の顔好きでしょ
めっちゃ見てるもんねいっつも
………で、問題の酔っぱらって加藤に家まで送ってもらった松田何考えてたかってことなんですけど
ここはもうめちゃくちゃ妄想の余地ありまくりのTHE☆里つばめ演出なんですけど
回想の3コマに台詞はひとつもないわけで、松田の顔から全てを受け取らなければならないわけですが、
何故こんなに飲んだくれてしまったのかというところからまず思い出していくと、会社で加藤に迫られちゃったわけですよね
その前からプロポーズに満更でもない顔しちゃったりとか、自分のこと好きとか言ってたけどチエちゃんに優しくしてるとこ見ちゃったりとかが事前にあって、まだ思考回路ハチャメチャな時に迫られてしまってたのに受け入れちゃいそうな自分って本当に嫌だろうなと思うわけですよね
加藤への気持ちを好意だと認めちゃったら自分じゃなくなるような怖さがあって絶対認めたくないし、でも加藤のこと受け入れちゃいそうになる自分との矛盾が苦しいんだよなぁ
やりたいだけのクズなのは自分も同じなのに加藤には誠意を求めるのもまたとても矛盾というか
大切なことは何にも言わないくせに襲ってくるんかい!っていうまぁ至極真っ当なんですけどね
そんな自分の中に芽生えた矛盾を忘れるために酒をかっ食らったわけですよ松田くんは
で、目覚めたときに加藤に抱えられていたわけですよね?
…多分『嬉しい』は分泌されてるよね?
わかんないのよ
頭のなか混沌としてるから!
加藤なんか嫌いだし絶対好きじゃないしあいつやりたいだけのクズだしやられちゃってちょっと自分も癖になってたりしたら絶対やだしもう関わりたくない実際忘れたい!って唱えててもいざ何にも頭働かない状態で加藤がとなりにいたら嬉しさが芽生えるのではないだろうか
何か安心のようなものがよぎってないだろうか
その気持ちは何だかわからないわけですよね
もうちょっとこのままでもいいかもなぁみたいな
それが好きとは言ってませんけどね?みたいな
でも好きだなんて言いたくないんですよ
加藤のこと嫌いなんで!
馬が合わないんです!
ていうのが松田くんの脳内だと予想してるんですが、
加藤はちゃんと松田に自分のこと好きって自覚してもらおうという気持ちになったのね
なし崩しでも手に入ればいいくらいの気持ちでいると思っていたので改めて今回のラストシーン見ると驚きます
次回松田は反発すると思うんですけど、自分の欲は後回しにして(まぁ人んちですけどね!)松田の気持ちを確認する作業をいれた加藤はエンターティナーですね
多分何も言わずに雰囲気だけ作れば松田はすぐ流されますよ
でもそれは本当の意味で加藤が望む形ではないんだよね
結婚したいんだもん
加藤が会社辞めるまでに松田に認めてもらわないといけないですもんね
これ最終話までがめちゃくちゃ楽しみやな…