取り戻すべく、エバーグリーンデイズ(変換略)を読む
里さんの作品にはまって次々と手に入れるなかで一番最後(俺が好きなら跪け以前)に私のもとに来たのが本作なので全く初心もなにも無いのだが
なかなか他の作品が大好きなので読む頻度も少なくて悲しいのですが
なんだか、めっちゃ若いの
タクもそうだけどきっと里先生もお若いんだと思う
突っ走ってるの
耳をすませばの雫みたい…と言ったら里先生に大変失礼になってしまうんだけれど
若さゆえの一生懸命さとがむしゃらさと熱さが、もう中年といっていい年齢になってしまった私には眩しい
そして先生の気持ちが凄くよくわかる
ウザイ…とまではいかないの、決して
強いていうなら困るに近い心情
どこからどこまでの線引きを曖昧にしたいんですよこちらとしては
でも若いって怖いよね
ぐいぐい来るし、白か黒かだもの
椎名林檎が、大人の掟という曲で「自由を手にした僕らはグレー」という歌詞を書いているけどまさにそれよ
もうタクのそのまっすぐさにぐったりくるんだけどでもタクの気持ちも分かるわけだよね、私も若い頃があったからさ…
っていう初コミックスで拙い部分も勿論ありつつその機微が素晴らしい里さんワールドに浸れたのでした
でも先生これから大変だなぁ…とか思ったけど結局この二人って高校三年間お付き合いしてるし卒業後沢本くんが大学入っても続いてて私が心配することは何一つ無いのでは?と思い直した