王さまの耳はロバの耳

里さんとアイドル。ネタバレを厭わないスタイルです。

そもそも

矢島さん、斉藤さんのお兄さん(以下、要さん)に弟と別れてって言われたときちょっと悟ってるみたいな顔してるけどドストレートな貴方が普通に男性とお付き合いしてるって認識されてることに戸惑いはないのか?と小一時間ほど問いただしたい

 

てか、尊さんをじっと見て(一番上の兄貴より似てる)って考えるシーン

何回か読むとすっごくえっちな雰囲気感じ取ってしまうの自分だけなんだろうか(笑)

いや、お兄さんと似てるなぁーとかあんまり似てないなーって考えるのなんて良くあることだってわかるんだけど

物凄く至近距離から斉藤さんのことを見てるであろう矢島さんが兄貴と似てるとか似てないとか考えるのが凄くえっちです!!

(あと、要さんが誉さんのご自宅に来た際に玄関に矢島さんの靴を見つけるシーン

あれも、仕事帰りじゃなくて休日家に来てるってのが暗に表現されててめっちゃセクシャル)

 

 

で、似てるなって思ったあと少し目線を落としたカットを入れてるんだけど

ここは、顔は似ていても斉藤さんに感じる気持ちとは異なるってことを自覚してるんだろうかと思いました

 

コメントを頂いて(いつもありがとうございます!)、矢島さんは斉藤さんのどこが好きなのかな?って考えてたんです

どこが好きか言えって言われたけどちゃんと言葉で説明できる明確な好き、はあるのかなって

 

斉藤さんの不意に見せる孤独感みたいなものに凄く引き寄せられてるというか、ほっとけないみたいな気持ちを感じているんじゃないかなと思っていて

煙草を買いにいかせた時の執務室での表情

たぶんあれが矢島さんの気持ちを動かしたと思うの

パワハラ上等傲慢我儘で力業も使える万能だけど、矢島さんには気を許しちゃったのか俯いて儚げな表情になってしまった

殺風景な部屋もやっぱりどっか寂しい

 

無意識にそれを埋めてあげたいと思ったんじゃないかな

お人好しだから(笑)

 

片桐と矢島さんのコンビも、私は凄く好きだけど

片桐はやっぱり優しく包み込んでくれる、自分で言ってたけど甘やかしてくれる人が良かったんだよね

長谷川さんは褒めて伸ばしてくれそうだ

でも斉藤さんは、生まれながらにエリートだし自分の今の道もちゃんと歩かなくてはいけないと強く考えてる人で

いっぱいいっぱいなりふり構わず進んでいくなかで矢島さんとの触れ合いが気晴らしなんだろうな

女性にスマートに接するのも出世の道に関連しそうな匂い嗅ぎ付けるのもきっと無意識にこなしてしまっていて

でも本来の自分は?ってなったときにきっと矢島さんといる時がそれに近いんだろうな

 

だから外務省に出かけたときに要さんには会わせたくなかったし(運転手はさせたいのに)、佐々木の件は矢島さんには深く知られたくなくて遠ざけようとするのよね

自分が出世のために打算と騙しあいとっていうどろどろの人間関係の渦中にいて

矢島さんにはそこには来てほしくないというか

見てほしくないというか

 

矢島さんも、そんなに俺がいいのかよってさ

煽るよね~(笑)

ゴタゴタの人間関係のなかで疲弊した(でも表には出せない)斉藤さんには矢島さんをいじめて愛でてる瞬間だけが唯一安らぎなのかも

それをどっかで感じ取ってて矢島さんも離れられないのかな

お前ら愛し合いすぎか…

 

とりあえず、矢島さんは斉藤さんを何かしら呼んであげてください

いつまでも「あんた」はさすがに可哀想です(笑)

 

DOGSの電子限定おまけ漫画見ていつも思うんだけど

森下さんが課長の趣味釣りなんですって~って顔を赤らめながら言ってる次のコマで服脱がされてる矢島さんはホントにどんなツラして森下さんに毎日会ってるんだろうかと思わずにはいられません(笑)